本当に上手になったのか?

先生は「上手になりましたよ!」と言うけれども・・・

ある企業では日本語学校に外国人スタッフを預け、日本語のレッスンを受けさせることにしました。
予定の学習期間を修了するとき、担当した先生の話では「○○さんはとても日本語が上手になりましたよ!『てけい』も間違えないで言えるし『ふつうけい』も上手ですよ!」とのことでした。
しかし実際にその外国人スタッフと話してみると以前とあまり変わっていないように感じました。先生は何を根拠に「上手になった」と言っていたのだろうか、そもそも「てけい」「ふつうけい」とは何ことだろうか・・・・。


「上手」の基準は何か

このような話、日本語教育機関を利用されたお客様からよくお聞きします。先生が「上手になった」と言っているのだからおそらく上手になったのだろう、とは思うけどその「結果」も「根拠」も見えません。「てけい」などよくわからない用語を出されても釈然としない気持ちが残る、というわけです。お客様にしてみれば「上手」かどうかという評価の基準もはっきりしないままでは不安な気持ちになってしまいます。


誰がみても同じ評価結果に

このようなお客様の声に応えるために弊社では、従来の日本語教育とは異なる考え方により、明確で客観的な基準による評価を行うようにしました。評価する人によって結果が違わないこと、さらには学習期間の中でどのぐらい日本語力が伸びたのか目で見て分かるよう工夫しております。
お客様には、受講者の方の日本語レベルが今どこにあるのか、学習期間の前と後ではどう変化したのか一目で把握できる評価結果をご提示しています。


さらに新たな発想へ

もちろん今の方法でも改善が必要な点はあります。例えば「今の日本語レベルがどこなのかは言葉で確かにわかるけど、あとどのくらい勉強したらどうなるのか、イメージしにくい。」という点もあります。その点を改善するために弊社ではさらに、従来の日本語教育にはない新たな発想をもって取り組んでおります。