問題は知識ではない!? 〜その3<気づきのプログラム>〜

カテゴリー 受講プログラム
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<気づきのプログラム>Sさんを変えた「気づきのスイッチ」とは?

さて今回は問題を抱えながらも、ご自身ではそれに気づかずに海プロにやってきたSさんが、どのようにしてそれを乗り越え変わることができたのかについてお話しします。

海プロでは週に1回、全クラス合同でプレゼンを行っています。当初のSさんは、他のクラスメイトよりもいかに自分が優れているかをアピールしたくて、ことさらに難しいことばを選んで発表していました。周りの人がわからないことばを駆使し、それが言える自分という優越感に浸っているようでした。質疑応答の際にも、クラスメイトはSさんが何を言っているのかわからないので、質問のしようがない、という状態に陥っていました。そのためクラスメイトとの関係もギクシャクしたものとなっていました。

ではそんなSさんのどこに「気づきのスイッチ」があったのか。もう少し詳しくお話ししましょう。海プロではプレゼンの際に、「評価シート」を使いクラスメイト同士、また講師からもアドバイスをもらえるようになっています。声の大きさから表情、もちろん文法的な言い回しが適切かどうかも含めチェック項目は多数あります。はたして自信満々で発表したSさんの評価シートは…? Sさんの予想に反して結果はあまり芳しくないものでした。

「難しい表現を駆使し話す」ということとそれが正しく「伝えられる」ということは別ものです。聞いている相手に「わかりやすく」話すこと。それに気づいたSさんは、難しい表現やことばをわかりやすいことばに言い換えて、クラスメイトにもわかるように話すようになりました。その後はプレゼンの質疑応答も活発になり、皆と打ちとけていきました。当初「他の人とはレベル差があって当然」という態度だったSさんですが、互いの距離が近くなってくると仲間意識も芽生え、相手を受け入れる余裕ができました。そして「わたしが教えてあげなきゃ」と考えられる頼もしい存在になりました。

今では派遣先で周りと歩調をあわせバリバリと働いているとのこと。上司にもかわいがられているそうです。

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